あけの星幼稚園 あけのほしアルバム

子どもの「やってみたい」を大切に

お仕事の部屋(モンテッソーリ教育) 2022.11.07

お仕事の部屋では日々子どもたちは興味のあるお仕事に真剣に取り組んでいます。

今日は年中の男の子が挑戦したお仕事をご紹介します。

 

毎回お仕事に来るたびにピンクタワー、茶色の階段、長さの棒と言う感覚教具に挑戦していた男の子。前回は算数教具である算数棒に挑戦しました。

 

そして今日、その男の子はお仕事の部屋に入ると自らじゅうたんを引き、ピンクタワー、茶色の階段、算数棒を並べ、写真のように積んでいきました。

子どもが「やってみたい」と思うとき、私たちは「内心は難しいのではないかな・・・」「1人で出来ないのではないかな・・・」と思っても見守ります。子どもたちの「やってみたい!」「できるかな!?」の挑戦を心から応援しています。

男の子がやっているお仕事のやり方は私たちが学んだ教科書に載っているお仕事のやり方ではありません。

しかし子ども達が色々なお仕事の経験を通して「組み合わせたらどうなるのかな」「積んでも倒れないかな」と思う探究心を大事にしていきたいと思います。子どもの探究心が集中に繋がり、その集中の先に達成感や満足感があります。

 

今回挑戦した年中の男の子は基本のやり方を何度も行い自分の物としていました。その上で自分なりのお仕事のやり方を見つけました。基本の提示をもちろん大事にしながらも子どもたちの想像力や経験を重ねて行かれるよう提示して参ります。