２学期も子どもたちは各クラス、お仕事の部屋でそれぞれモンテッソーリのお仕事を楽しみました。

１１月に入るとお仕事の部屋にはクリスマスの教材がたくさん並び、子どもたちは目を輝かせてお仕事を選んでいました。

カラーセロハンを貼ってステンドグラスのようなベルを作るお仕事があります。

「どの色にしたら綺麗かな？」「全部違う色にしてみよう！」と試行錯誤する子どもたち。

できあがった後、「どこに飾るか考えてみよう！」と声を掛けると壁に当ててみたり、棚に置いてみたり・・・

歩きながら考えていると「あっ！先生！見て！」と興奮気味の声が。「窓に貼るとすごく綺麗！家の窓に貼るよ！」と嬉しそうに報告してくれました。太陽の光に当たってキラキラ輝くベルにニコニコのお顔でした。

「窓に貼ると綺麗だよ」と声を掛ければ子どもたちもびっくりしたと思います。しかし私たちは子どもたちが自分で気がつくことを大事にしています。自分で考え、悩み、自分が納得する答えを見つけたとき、子どもたちは大きな充実感でいっぱいになります。このお仕事１つのことで終わるわけではなく、カラーセロハンの特徴を知り、次に使うときにも自分で体験したことを踏まえて使っていくことと思います。

モンテッソーリのお仕事にとどまらず、自分で気づくことを今後も大事にして参ります。

２学期も教材作りのお手伝いなどありがとうございました。